塗装は何のためにするの?
なぜ建物の屋根や外壁を塗り替える必要があるのでしょうか?
必要性が分らなければ、リフォームする目的やメンテナンス時期すら理解できませんね?必要性が理解できない事にお金を出す理由もないと思います。
まず塗装の目的を大きく3つに分けて、簡単に紹介してみます。
1何のため?
美観
家の外壁が汚れてきた、屋根の色が褪せてきた、お家がくたびれて感じになってきたなど、大事な我が家の見た目が悪ければ気持ちのいいものではありません。大事な家族との思い入れのあるお家、ようやく手に入れたマイホーム、お友達・親戚がよく集まるお家ならば尚更です。こんなとき、あの頃のお家の輝きとご家族が安心して気持ちよく過ごせる環境を取り戻せるのが「屋根塗装、外壁塗装」ということになります。塗装は美観の維持にとって必要なメンテナンスなのです。
2何のため?
保護
建物の保護こそが塗り替えを行う一番の目的となるかもしれません。建物は24時間365日、紫外線・雨・雪・風などの外的要因にさらされています。そして建物の屋根・壁など全ての素材の上に「塗装」が施されています。すなわち建物の素材に施された塗料の膜が、建物に及ぼすさまざまな外的要因から劣化を抑え、保護・防水をしてくれているのです。
塗料の膜の劣化が建物の寿命に大きく関係していることは、このことからもご理解頂けるかと思います。
特に岩手県でも盛岡・北上などの内陸部は積雪や凍害の影響が強く、宮古・久慈などの沿岸部では潮風や紫外線による建物へのダメージが大きい傾向にあります。
3何のため?
機能性
近年の塗料メーカーの研究により様々な機能性を持った塗料が次々と開発されています。
・防かび、防藻の効果がある塗料
・汚れがつきにくく、自浄作用(汚れを雨で落とす機能)がある塗料
・透湿性(室内の湿気を水蒸気にして外に逃がす)がある塗料
・壁部にヒビ割れを生じにくくする弾性機能の塗料
・省エネ遮熱塗料
・無機性質で約20年程塗り替えまでの耐久性が期待できる塗料
など、ただ見た目が綺麗になるだけでなく、色々な機能性を加える事でさらに快適な住居環境が「塗装」によって実現します。
塗料もお客様にとっての付加価値が提供出来るよう、日々開発研究されています。